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比べてみると楽しさ2倍!世界中の「小さい」と「大きい」を並べてみた

水と酸素を大量に保持することで、125万種類以上の命を支えている「地球」。そんな地球には、びっくりするくらい小さなものから信じられないくらい大きなものまで、さまざまな生き物がいる。小さすぎるのに存在感のある「あんなもの」や、大きすぎてドン引きされる「こんなもの」まで、私たちを魅きつけて止まない生物を、さっそくみていこう。 早く逃げろ!シロナガスクジラ 「大きい…」もうその一言しか出てこない。船がおもちゃのように見えてしまうような大きさのこの生物はシロナガスクジラだ。シロナガスクジラは全長25m〜32mの世界最大の哺乳類。船でワインを引っ掛けているときに、こんな巨大な生物に出くわしたら「今まで楽しかったよ」と家族に最後の電話をしてしまいそう。 オスの場合体重が150トンにもなるシロナガスクジラは、生まれてから365日で毎日90キロずつ体重が増えるそうだ。こんなに大きい体で何を食べているのかと思いきや、餌はオキアミと呼ばれる3cm〜6cmの小さな小さなエビなんだとか。万が一、海上でシロナガスクジラに出会っても、絶対に上に乗って遊んだりしないように! 犬に立ち向かう!巨大ヤシガニ こんな食べ物が食卓に出てきたら、お箸を持った手が震えてしまいそう!?茹でると真っ赤になるカニのようにも見えるこの生物は、ヤシガニだ。ヤシガニは、沖縄を始めとする世界各国で食べられている生物だ。「ヤシガニ」という名前なのでカニかと思いきや、実はヤドカリの仲間で、その体重は4キロほど、脚を広げると30cm以上にもなる。 ちなみにヤシガニは雑食で、虫の死骸や人間が捨てたゴミなど、なんでも食べてしまうんだとか。そのため消化管には毒が溜まっており、人間が食べるとひどい食中毒を起こしてしまう。一度見たら忘られない超インパクトありのヤシガニ。森の中で出会ってしまったら、クルリと回れ右してダッシュで逃げょう! え?どこにいるの?小さすぎるミナミスナガニ ち…小さい…!虫眼鏡を使わないと見えないようなこの小さいカニは「スナカニ」と呼ばれる生物の赤ちゃんだ。スナガニの赤ちゃんは、つぶらな瞳が何も言えずかわいい砂浜の人気スター。スナガニは砂浜に穴を掘って暮らしているが、彼らの家を何度破壊してきたのかなんて数えたくもないね。 ちなみにスナガニは脚が速く、食べると脚が速くなるというジンクスもあるんだとか。赤ちゃんのうちは小指の爪ほどの小さいだが、大人になるとその甲羅は3cmくらいまで成長する。スナガニは周りの色に合わせて体の色を変えられる上に、昼間は警戒心が強く、見つけてもサササ…と逃げてしまうので、捕まえたい方は、まずは走る練習から始めてみょう! かわいいけど飛び乗り注意!フレミッシュ・ジャイアント 体重7キロ以上、体長120cmにもなるフレミッシュ・ジャイアントうさぎ。動物園で「ほうら、ウサギさんだよ〜」と子どもに見せたら「大きすぎて怖い〜」と泣き出してしまいそうな大きさだ。フレミッシュ・ジャイアントは別名「ジェントル・ジャイアント」と呼ばれるほど、穏やかで繊細な性格。 めちゃくちゃ大きいので、びっくりして近づくことができないかもしれないが、人を襲うようなことはないと考えて良いだろう。そんなフレミッシュ・ジャイアントはペットとしても人気者。賢いのでトイレを覚えたり、名前を呼ばれたら反応することもできる。ただし、名前を呼んで膝に飛び乗ってくるときは要注意。あまりの重さとものすごい衝撃で膝を痛めてしまうかも? 神の木レッドウッド 並ぶと人間が小人になったみたい!レッドウッドは、セコイアという高さ100m近くにもなる世界有数の大木だ。レッドウッドは直径およそ9m、高さが115mで、寿命はなんと1,800年以上!「神の木」と呼ばれているのも頷けるね。レッドウッドはたとえ倒れてしまっても、そこからまた新しい木が生えて成長を続ける。 また、レッドウッドは地球上の最も古い植物の一つ。雨の日も風の日も、笑う人や泣く人、日々命が生まれ尽きていく様子を、ずっと見つめてきたね。悩みがあるときは、レッドウッドの近くに行けば、心配事がちっぽけに感じてしまうかも?思わず抱きつきたくなるような大高木は、アメリカのカリフォルニア州北部やオレゴン州に行けば、出会える。 30トン!船の錨(いかり) 船を一時的に停止させておくための錨(いかり)。ずっしりと重そうだが、どれくらいの重さがあると思うか?答えは30トン。その重さに耐えるために、それぞれのチェーンも220キロの重さがある。みなさん、潮流の流れるスピードが海中と海面で異なるのはご存知だろう。 潮流は潮汐の干満により、周期的に流れる方向が異なるため、船を止めておく錨はとても大切なものだ。大きな船を支えるのだから、錨の重さが30トンになるのも納得っだ。ただ、錨を運搬するとき、スルッとロープを潜り抜けて下に落ちないことを願いょう。運ぶ人も落とさないように神経を使うあまり、次の日は疲れて寝込んでしまうかも? ヒッコリー・ホーンド・デビル