犬がオートバイから飼い主を救う(フィリピン)

「ヒーロー犬」として話題になったのは、フィリピン・ミンダナオ島最西端の都市サンボアンガで暮らしていた犬、カバンです。2011年、カバンは飼い主の幼い娘とその友達を、ものすごい勢いで突っ込んできたオートバイから守りました。幸い少女たちは無事だったものの、カバンは顔の半分を失って大怪我をしました。

しかしカバンはそこで負けませんでした。顔の再建手術のためにアメリカに渡り、失った顔半分を再建するという大手術に直面しました。2年後の2013年、カバンは無事に手術とリハビリを終えてフィリピンに帰りました。ヒーロー犬として讃えられました。ちなみに、カバンとはタガログ語で「ブチ犬」という意味なんだそう。

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