比べてみると楽しさ2倍!世界中の「小さい」と「大きい」を並べてみた

水と酸素を大量に保持することで、125万種類以上の命を支えている「地球」。そんな地球には、びっくりするくらい小さなものから信じられないくらい大きなものまで、さまざまな生き物がいる。小さすぎるのに存在感のある「あんなもの」や、大きすぎてドン引きされる「こんなもの」まで、私たちを魅きつけて止まない生物を、さっそくみていこう。

早く逃げろ!シロナガスクジラ

「大きい…」もうその一言しか出てこない。船がおもちゃのように見えてしまうような大きさのこの生物はシロナガスクジラだ。シロナガスクジラは全長25m〜32mの世界最大の哺乳類。船でワインを引っ掛けているときに、こんな巨大な生物に出くわしたら「今まで楽しかったよ」と家族に最後の電話をしてしまいそう。

オスの場合体重が150トンにもなるシロナガスクジラは、生まれてから365日で毎日90キロずつ体重が増えるそうだ。こんなに大きい体で何を食べているのかと思いきや、餌はオキアミと呼ばれる3cm〜6cmの小さな小さなエビなんだとか。万が一、海上でシロナガスクジラに出会っても、絶対に上に乗って遊んだりしないように!

犬に立ち向かう!巨大ヤシガニ

こんな食べ物が食卓に出てきたら、お箸を持った手が震えてしまいそう!?茹でると真っ赤になるカニのようにも見えるこの生物は、ヤシガニだ。ヤシガニは、沖縄を始めとする世界各国で食べられている生物だ。「ヤシガニ」という名前なのでカニかと思いきや、実はヤドカリの仲間で、その体重は4キロほど、脚を広げると30cm以上にもなる。

ちなみにヤシガニは雑食で、虫の死骸や人間が捨てたゴミなど、なんでも食べてしまうんだとか。そのため消化管には毒が溜まっており、人間が食べるとひどい食中毒を起こしてしまう。一度見たら忘られない超インパクトありのヤシガニ。森の中で出会ってしまったら、クルリと回れ右してダッシュで逃げょう!

え?どこにいるの?小さすぎるミナミスナガニ

ち…小さい…!虫眼鏡を使わないと見えないようなこの小さいカニは「スナカニ」と呼ばれる生物の赤ちゃんだ。スナガニの赤ちゃんは、つぶらな瞳が何も言えずかわいい砂浜の人気スター。スナガニは砂浜に穴を掘って暮らしているが、彼らの家を何度破壊してきたのかなんて数えたくもないね。

ちなみにスナガニは脚が速く、食べると脚が速くなるというジンクスもあるんだとか。赤ちゃんのうちは小指の爪ほどの小さいだが、大人になるとその甲羅は3cmくらいまで成長する。スナガニは周りの色に合わせて体の色を変えられる上に、昼間は警戒心が強く、見つけてもサササ…と逃げてしまうので、捕まえたい方は、まずは走る練習から始めてみょう!

かわいいけど飛び乗り注意!フレミッシュ・ジャイアント

体重7キロ以上、体長120cmにもなるフレミッシュ・ジャイアントうさぎ。動物園で「ほうら、ウサギさんだよ〜」と子どもに見せたら「大きすぎて怖い〜」と泣き出してしまいそうな大きさだ。フレミッシュ・ジャイアントは別名「ジェントル・ジャイアント」と呼ばれるほど、穏やかで繊細な性格。

めちゃくちゃ大きいので、びっくりして近づくことができないかもしれないが、人を襲うようなことはないと考えて良いだろう。そんなフレミッシュ・ジャイアントはペットとしても人気者。賢いのでトイレを覚えたり、名前を呼ばれたら反応することもできる。ただし、名前を呼んで膝に飛び乗ってくるときは要注意。あまりの重さとものすごい衝撃で膝を痛めてしまうかも?

神の木レッドウッド

並ぶと人間が小人になったみたい!レッドウッドは、セコイアという高さ100m近くにもなる世界有数の大木だ。レッドウッドは直径およそ9m、高さが115mで、寿命はなんと1,800年以上!「神の木」と呼ばれているのも頷けるね。レッドウッドはたとえ倒れてしまっても、そこからまた新しい木が生えて成長を続ける。

また、レッドウッドは地球上の最も古い植物の一つ。雨の日も風の日も、笑う人や泣く人、日々命が生まれ尽きていく様子を、ずっと見つめてきたね。悩みがあるときは、レッドウッドの近くに行けば、心配事がちっぽけに感じてしまうかも?思わず抱きつきたくなるような大高木は、アメリカのカリフォルニア州北部やオレゴン州に行けば、出会える。

30トン!船の錨(いかり)

船を一時的に停止させておくための錨(いかり)。ずっしりと重そうだが、どれくらいの重さがあると思うか?答えは30トン。その重さに耐えるために、それぞれのチェーンも220キロの重さがある。みなさん、潮流の流れるスピードが海中と海面で異なるのはご存知だろう。

潮流は潮汐の干満により、周期的に流れる方向が異なるため、船を止めておく錨はとても大切なものだ。大きな船を支えるのだから、錨の重さが30トンになるのも納得っだ。ただ、錨を運搬するとき、スルッとロープを潜り抜けて下に落ちないことを願いょう。運ぶ人も落とさないように神経を使うあまり、次の日は疲れて寝込んでしまうかも?

ヒッコリー・ホーンド・デビル

まるでポケモンのよう…ビビッドなグリーンで存在感を主張するのは「ヒッコリー・ホーンド・デビル」だ。ヒッコリー・ホーンド・デビルは「検索してはいけないワード」と言われているくらい、グロテクスな見た目。体長は12cmほどと大きく、成虫になると今度はオレンジ色になる。

頭部のすぐ後ろには湾曲したトゲだらけの大きな「角」が生えていて、その姿はまさに悪魔そのものだね。生息地は北アメリカ大陸の最南部あたりなので、気持ち悪い!という方は、その地域への旅行は避けょう。旅行中にふと上を見上げて、ポケモンみたいな巨大イモムシが降ってきたら気を失ってしまうからね!

起動するだけで一苦労!世界最小コンピューター

こんなコンピューターで仕事してたら、めちゃくちゃ肩が凝りそう…!というのは冗談として、世界には何とも使うのが大変そうなコンピューターが存在する。そのコンピューターの大きさは0.33mm、米粒の10分の1以下の大きさだ。この世界最小のコンピューターはミシガン大学の研究者たちによって開発され、太陽発電で完全に作動する。

また、なんとこのコンピューターは、電源を落としてもデータが保存されるんだとか。でも…このコンピューターって何の役に立つんだろう…コーヒーのマグカップの水滴にくっついて、そのまま洗い流してしまうなんてこともあるかも。世界最小のコンピューターは、世界一取り扱い注意のコンピューターだと言えるだろう。

怖い…怖すぎる!巨大ワニ

爬虫類最大級と言われるワニ。ワニに噛まれるという事件が世界中で後を絶たず、まさに恐れられる存在として知られている。ワニの大きさはだいたい1.5nで、大型種であれば体重1トンに達することもあるんだとか。巨大ワニにやられたら、ひとたまりもない…!

でも言い換えれば、こんなに巨大ワニを近くで見られる機会なんて滅多にないかも?見守っている周りは、とにかく彼女がワニの餌にならないように願うばかり…!こんな巨大なワニ、人間が戦っても絶対に勝ってない!

フライング・フォックス

完全にドラキュラにしか見えない…そんな声が聞こえてきそうなオオコウモリ。英語では「フライング・フォックス」と呼ばれているように、キツネのような耳と目を持っている。オオコウモリは羽を広げると2mにもなるくらい、非常に大きいだ。こんなのに襲われたら食べられる…とガクガク震えている人も多いかもしれないが、オオコウモリは肉食ではなく、花の蜜や果物を食べて暮らしている。

近年では密猟者や人間が主食となる果物を取ってしまったことで、オオコウモリも存続の危機に晒されているんだとか。絶滅という最悪の事態を防ぐためにも、果物を取るときはお腹を空かせているオオコウモリの存在を思い出したいね!

世界最大級の恐竜の化石

恐竜がいる時代に生きていたら、オチオチ買い物もできないよ…なんて言いたくなるような大きな化石。この化石が発見されたのは2014年だ。南米の最南端を含む広大なアルゼンチン・パタゴニアにて、地元アルゼンチンとスペインの合同調査チームが発見した。この恐竜はティタノサウルの新種と考えられており、その大きさは体重100トン、体長20mにもなるんだとか。

この発掘で見つかったのは全体の20%ほどだということで、残りの80%はまだ埋まっている可能性がある。恐竜に襲われたら一発で食べられてしまう!と恐れているあなたのために言っておくと、恐竜は草食であり肉食ではない。まあ、研究結果が正しければ…だが。

この後これどうするの?巨大アナコンダ

こんなものが目の前に現れたら、絶対に即降参するだろう。巨大アナコンダは7.6mの長さにまで成長することもある超巨大なヘビで、その筋肉は脅威の250キロ!オスの平均的な長さは約3メートル、メスでは3.5メートルと、メスの方が大きめなのも特徴だ。

南アメリカの熱帯雨林や川に生息するアナコンダは、実は共食いをするという驚きの習性も。とにかく、巨大アナコンダに勝てる生物なんてこの世にいないのではないかと思えてくるが、写真の男性がヘビに近づきすぎていると感じるのは気のせいだろうか。それにしてもこのヘビ…これからどうするつもり?

巨大オサガメ

まるで上に乗って竜宮城へ行けそう?なオサガメ。なんと1億年前から地球上に存在していたというのだから驚きだ。オサガメは1,000メートル以上の潜水能力と、大洋を横断できるほどの体力を持つツワモノ。オサガメの主な生息地はインドネシア、スリランカ、マレーシア、パプアニューギニア、南アフリカ共和国など。

あまり知られていないが、オサガメの主な餌はクラゲ。なんとオサガメは1日に100キロほどのクラゲを食すんだとか。体長も2mほどで体重は700キロだというのだから、突然出くわしたら一瞬で固まってしまうだろう。とは言え、巨大オサガメに出会って記念撮影できる機会なんて滅多にないかも?

思わずつまんでしまいそう?世界最小の子ガメ

大きいカメがいれば、小さなカメもいる…。「ラズベリー美味しそう!」とつまんでしまいそうな、この小さなカメは、一体どんな気持ちでラズベリーを見つめているのだろうか。小さな体でラズベリーを頬張っていたら、それはそれでかわいいかも知れないが、カメが考えていることは永遠に分らない。

こんな広大な世界を小さな体で頑張って生き抜いている子ガメを見ると、思わず頑張れ!と応援したくなるね。ちなみにカメは非常にデリケートな生き物で、触られすぎるとストレスを感じて弱ってしまうこともあるんだとか。

ライオンタテガミクラゲ

これは…地球外生命体なのか…?そんな風に思ってしまう風貌のライオンタテガミクラゲ。もしこんなものに海で出会ってしまったら、どんな海好きの人でも全速力で走って逃げることだろう。ライオンタテガミクラゲは世界最大級のクラゲで、傘の部分は幅2.1メートル、触手は36メートルにもなる。

長い触手にはどくがあるようにも思えるが、意外なことに人間が触れても大きな被害はない。主な生息地は北極圏と北大西洋の冷水だ。ライオンタテガミクラゲは普段は海中を漂っているが、時たま砂浜に打ち上げられることもあり、選ばれし人間に「未知との遭遇」を体験させている。

アイルランドの巨大な流木

一体どこからどうやって流れて来たの?と目を疑いたくなるような光景。写真に写っている男性がまるで小人のように見えるね。ビーチには空き缶、雑誌の切れ端、フリスビー、洗剤の入れ物などさまざまなものが流れて来るが、まさかこの男性もこんな大木が流れてくるなんて予想していなかったことだろう。

一体この木はどこから流れて来たのか?そしてこの先どうなっていくのか?もしかしたら、子どもたちや動物が登って遊ぶ遊具になるかも?そんなことを考えているだけでも楽しいだね。

ヨセミテ国立公園のサンク・ゴッド・レッジ

まさに地球を丸かじり…!そんな大自然が楽しめるアメリカのヨセミテ国立公園。そんな公園内にあるのが「サンク・ゴッド・レッジ(神に感謝する岩棚)」だ。岩棚の足の踏み場は12.5cm~30.5cm。

こんなところに立ったら、アドレナリンがドバドバ出て、ちょっとやそっとのことでは刺激を感じることができなくなるかも!ちょっと風が吹いたら崖下に落ちてしまいそうな、ハラハラスリル満点の岩棚に高所恐怖症の人が立ったら、一瞬で気を失ってしまいそうだね。

もふもふでフサフサ!チベタン・マスティフ

中国のチベット高原が原産国の犬種のチベタン・マスティフ。マスティフ種の中でも最大級と言われている。昔は「富の象徴」と呼ばれ、なんと億の値がついたこともあるんだとか。現在もチベタン・マスティフの純血種は非常に貴重で全世界に200種ほどしかいない。

ライオンのようなフサフサな毛が特徴のチベタン・マスティフの体長は84cmにもなる。隣の女性と比べても、フサフサの面積がめちゃくちゃ大きいことに気づくだろう。フサフサすぎて癒し効果も抜群かも。犬を飼うことを検討している方は、チベタン・マスティフを迎えてみてはいかがでしょうか?

親子愛に大きさは関係ない!カバの親子

体長2.7m、成長したオスのカバは1.5トン、メスであれば1.3トンほどにもなるという野生のカバ。実は子どもは25~50キロほどしかなく非常に小さいのをご存知ですか?赤ちゃんカバのつぶらな瞳がなんともかわいいだが、この子が大人になると1トン以上になるのだから、生物の神秘は計り知れないね。

ちなみにカバはピンク色の液体を体から出し、紫外線や細菌から皮膚を守っているんだよ。「カバの汗はピンク」なんて言うが、それもあながち間違ってはいないのだ。

巨大イノシシと子どもたち

駆けつけた近所の人や警察もびっくり!?巨大イノシシがゴミ箱を漁っている姿なんで、一生のうち誰でも見られるものではない。しかもイノシシが漁っているのは、小学校のゴミ箱なんだとか。こんな巨大イノシシを見たら、子どもたちの一生のトラウマになってしまうかも知れない。イノシシの平均体重は75キロ~100キロ。

一般的には夜明けや夕方の薄暗い時間や、夜間に行動すると言われているが、写真のイノシシはちょっと人(イノシシ)と違うことがしたいタイプなのだろうか?イノシシの噛み付く力は非常に強く、指を噛みちぎられたという被害も報告されている。どうか巨大イノシシに出会っても近づかないで!

ウォンバットGETだぜ!

え?ポケモンGETしたの?と聞きたくなるようなシチュエーションだ。笑顔の女性が抱きかかえるのは、巨大ウォンバット。ウォンバットはオーストラリアの低木林や草原に分布する動物だ。ネズミのように見えるかも知れないが、実はどちらかと言うとコアラの仲間。

ウォンバットの体長は90cm〜115cmで、体重は22キロ〜39キロと言われているが、写真のウォンバットはもっと大きいかも?もしこの巨大ウォンバットをポケモンのように捕まえる方法があれば、ぜひとも知りたいところ。仲良くなったら一緒にベットで寝てみたいだね!

シロナガスクジラの心臓

心臓ーーそれは、血液循環の原動力となる器官のこと。心臓の大きさは、その人の「握りこぶし大」、重さは成人でおよそ200~300gぐらいと言われている。では、この心臓はなんの動物の心臓?答えはシロナガスクジラ。

全長25m〜32mにもなるシロナガスクジラの心臓なのだから、大きくても仕方ないといいつつ…大きすぎないか?まるでちょっとしたテントのよう。でも決して中に入ってはいけない。確かにあんなに大きな体に血液を送り出すには巨大な心臓が必要なのだね!

これが同じ金額だなんて誰が信じるのだろう…

この写真は同じ金額を100ドル札だけど、1ドル札だけで表したもの。同じ金額でも紙幣によってこんなに量が違うんだね。大きい方の札束は、お金持ちが場末のバーに持ち込むお金だろうか。

小さい方の札束は、給料日に銀行で引き落として来た生活費?どちらも同じ金額なので価値は同じだが、必要な面積が全然違うね。もし両者がへそくりだったとしたら、大量の札束を隠すのはめちゃくちゃ大変かも?

地球の約109倍

直径約139万キロメートル、体積は地球の130万倍という、太陽。直径は地球の約109倍にもなる。写真は、透明なボールが太陽を表し、青いビーズが地球を表している。こうして見ると、いかに地球がちっぽけなのかよく分かるね。

地球から太陽への距離は1億5,000万ほどで、新幹線「やまびこ」で60年、自転車で570年、歩いて行ったら2,000年もの時間がかかるんだとか。地球に住んでいると、地球は広いと感じがちだが、実際地球は太陽や他の惑星と比べると小さいだ。ちなみに太陽の寿命は100億歳で、現在は46億歳。まだまだ人生これからだね!

今でも生きてたら人類最強だ…

鳥類は、およそ6600万年前まで繁栄していた恐竜の子孫と言われている。鳥と恐竜には、全身を羽毛で覆い、腕には羽根でできた翼を持ち、口に歯がないなど、共通する特徴がたくさん。そう、今でも空を飛ぶ鳥たちの祖先は、もっと大きな体で空を悠々と飛んでいたのだ。

そんな生物の歴史を感じることができるのがこの1枚。恐竜が生きていた時代は、こんなのが空を飛んでいたんだよ。口を開けたら、成人男性を5人くらい一気に飲み込んでしまいそうだね。写真に映っている男性も、飲み込まれてしまうだろう。もしまだ彼らが生きていたら、人類の歴史も今とは大きく違っていたかもしれないね。

超巨大彫刻

誰でも一度は、西洋式の美しい彫刻を見たことがあるだろう。特に中世から近世への過渡期、ルネサンス期には数多くの有名芸術家が排出され、彫刻文化が大きく栄えた。有名なのはレオナルド・ダィンチやミケランジェロ、ラッファエッロなどだが、彼らの誰が、こんなに大きな彫刻が存在する未来を想像できただろうか。

足場を組んで作業する姿は、芸術の場というよりは建設現場のよう。ちょっと作業をするにしても、あまりの大きさに一苦労だ。こんな巨大彫刻があったら、眺めるというよりむしろ登ってみたくなってしまうかも?崩れ落ちてくるときは、真っ先に逃げなくてはいけない。

最強!ワシの鉤爪

「王者」と呼ばれ、信仰の対象となったこともあるワシ。アメリカやフィリピンの国鳥にも認定されており、力強いという印象を持っている方も多いだろう。そんなワシは、爪もすごい!写真はワシの鉤爪。完璧に湾曲したその爪は、鋭さを備えた芸術のようだ。

ある日たまたま公園を歩いていたとき、ワシがネズミをさらう姿を目にしたことがある。あんな鉤爪に引っ掛けられたら、ネズミは逃げることなどできないだろう。ネズミだけではなく、小さな子どもだったらさらわれてしまいそう。ワシは食物連鎖の頂点にいるため、ワシを食べる生物はいない。死んだ後は分解され、自然にかえっていきる。

想像よりも大きな信号

運転中、ふと信号を見上げる。でも関心があるのは、いつその信号が青になるのか、ということだけだろう。まさか、毎日何回も見ている信号がこんなに大きいなんて、一体誰が気づくのか!信号はいつもかなり上にぶら下がっているため、なんとなく小さいように思えるが、実は意外にもめちゃくちゃ大きかった!

小学生の身長ぐらいありそうだ。幼児だったら登れてしまう。こんな大きなものがぶら下がっているなんて…とにかく落ちてこないことを願いたいだね。ちなみに日本の交通信号機は、大正8年、東京・上野に「信号標板」が試験設置されたことが始まり。当時はなかなか信号を守る人がおらず、信号の周知には時間がかかったそうだ。

超巨大カタツムリ

「塩!塩!塩持ってきて〜!」ちょっとやそっとの塩では足りない。何と言ってもこの大きさなのだから。雨上がりの庭で小さなカタツムリをつかまえた経験のある方も多いかもしれないが、こんな超巨大カタツムリに出会ったら…びっくりして逃げ出してしまうだろう。料理にしたら食べ応えのありそうなこの超巨大カタツムリは、おそらくサッカーボールほどのサイズ。

カタツムリの繁殖力が高く、アフリカマイマイなどは1年に1,200もの卵を産むそうだ。こんな巨大カタツムリが1,200匹もいるなんて悪夢としか思えないね。さて、こんなに大きなカタツムリだったら、歩くのは速いのだろうか?それとも遅いのだろうか?お腹を空かせたカタツムリ好きに追いかけられないよう、速く進む必要があると思うが…いつか会ったら聞いてみょう!

ロード・オブ・ザ・リングこだわりの小道具

こんなに大きな指輪では、サプライズのプロポーズはできないだろう。この大きな指輪は「ロード・オブ・ザ・リング」ファンにとっては嬉しい写真。撮影で使われたこだわりの小道具だからだ。「ロード・オブ・ザ・リング」はアメリカとニュージーランドの合作で製作された大人気映画。

ファンタジー映画の金字塔として、8.879億ドル(およそ100億円)の興行収入を叩き出した。指輪をめぐる9人の物語に魅了された人も多いと思う。さて、この大きな小道具の大きさはおよそ30cm。一体これを作るのにどれくらいの時間と費用がかかったのだろうか。プロデューサーの並々ならぬこだわりが感じられる巨大指輪だった。

スクールバスがおもちゃみたい…巨大ダンプカー

世界で初めてスクールバスができたのは1827年。イギリスで馬による牽引の25人乗りタイプが登場したのが発祥だ。それからおよそ200年、スクールバスはこんなにも小さく…え?ーーなんて二度見してしまいそんな小さい。いや、大きすぎる巨大ダンプカー。

一般的なスクールバスは5台のミニバンを繋げたよりも長くて幅も広いそうだが、それよりもこんなに大きいダンプカーってどれくらいの大きさなのだろうか。タイヤも巨大で破壊力も抜群であること間違いなしだが、一体何を掘り起こすの?と聞きたくなるね。恐竜の骨でも掘りに行くのかもしれないが、とにかく、かわいい園児を乗せたスクールバスにぶつからないことを願う。

挨拶してはいけません!巨大ヘラジカ

体長は2メートルを超え、体重も700キロを超えるヘラジカ。北欧やロシア、アメリカに生息するシカ科最大の動物だ。アニメにもよく登場するヘラジカ。アニメの影響からか穏やかな性格だと信じている人が多いようだが、果たして本当だろうか?写真の車と比べても、2台分以上の大きさ。大きなツノは後方に湾曲し、どんな硬いものでも破壊してしまいそうだ。

この写真はカナダで撮られたものだそうだが、こんな巨大ヘラジカが駐車場に現れるなんて恐怖以外の何物でもない。ちなみに車に乗っているときに、ヘラジカに遭遇したら、車外には出ず、一切の接触を避けよう。”Hi!”なんで声をかけて写真撮影をしようとするなんて、もっての外だよ!

めちゃくちゃでかい馬の肺

シロナガスクジラの心臓と見間違えてしまいそうなこの器官は、馬の肺だ。一体馬の体のどこにこんな大きな肺が収まっているのか不思議だが、こんなに大きな肺があるなら、草原を駆け抜ける馬の身体能力にも納得できるだろう。馬にとって肺はエンジンと同じ。良いエンジンを搭載している車が速く走れるように、良い肺を収めている馬は、車のようにビュンビュン風を切ることができるのだ。

通常、馬の心拍数は1分間に30〜50回、呼吸数は1分間に10回ぐらいと言われている。一方、全力疾走しているときには1分間に約220〜240回、呼吸数は100回以上にもなるんだとか。もしこの肺を持つ馬がサッカー選手だったら、交代の必要などなく、プレイ中永遠に走り回れることだろう。

ハフソー・ユリウス・ビョルンソンと奥さん

まるで漫画から出てきたかのような強靭な肉体を持つのは、アイスランドの俳優、ハフソー・ユリウス・ビョルンソン。彼は人気テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のマウンテン役でも知られているが、それと同時にプロのストロングスマン選手でもある。隣に立つのは、ケルシー・ヘンソン。

身長157㎝、体重52㎏と小柄な彼女は、彼の妻だ。2人の身長差は49㎝、そして体重差は128㎏というのだから驚き。まるで合成写真のようだね!身長206cm、体重およそ200キロという巨体の彼は、父親の身長203cm、父方の祖父の身長207cmという高身長の家系に生まれた。家族みんな、とにかく大きい!

超ブラックじゃん…エジプトのピラミッド

エジプトに140以上も存在していると言われているピラミッド。その歴史は紀元前2700年まで遡り、現代にも多くの謎を残している。例えばピラミッドには一部だけ温度が高い「ホットスポット」と呼ばれる場所があるんだとか。これは気候や自然現象では説明できないほどの温度だそうで、現代も解明のための研究が行われている。さて、そこで見て欲しいのがこの写真。

古代エジプト人…忙しかったんだろうな…としみじみしてしまう1枚だね。これだけのピラミットを作るために、どれだけの人が残業し、どれだけの人が休日返上したのだろうか。今だったら間違いなくブラック企業認定だろう。しかし近年の研究によると、ピラミッドは奴隷が作ったのではなく、きちんと対価が支払われていたそうだ。その真相は分からないが、とにかく過酷な労働だったことは間違いない。

遊んでるみたい…ウサイン・ボルト選手

ダントツ1位でゴールテープを切るときの気持ちは、どんなものだろう、と考えてしまう一枚。ウサイン・ボルト選手がまるで宙に舞っているようだ。後ろの選手たちは、まだまだゴールまでもう一歩、という感じで、もはや鬼ごっこをしているようにも見える。ウサイン・ボルト選手は2008年の北京オリンピックで9.69秒をマークし、当時の世界新記録を更新。

「世界最速の男」としてその名を世界中に、そして陸上界の歴史に強く刻んだ。さらに2009年のベルリン陸上世界選手権では、100m9.5秒台、200m19.19秒という記録的な数字をマーク。果たしてこれからの時代、彼の記録を塗り替える強者は現れるのだろうか。

超実力派!ホセ・アルトゥーベ選手

この写真を見ると「バスケットボールじゃなくて野球で良かった!」と呟いてしまいそう。写真に写っているオレンジのユニフォームは、ベネズエラ出身のホセ・アルトゥーベ選手。その身長はおよそ167cm。日本人からすると「そんなに驚くほど低くはないんじゃ…?」という感じだが、メジャー界では彼の身長は注目に値するのだろう。

現役メジャーリーガーで、最も身長が低い選手だが、2017年にはシーズンMVPを獲得した。身長とは関係なしに野球の実力は本物だ。例え彼が内野で審判の前を通るときに審判がクスッと笑ってしまっても、彼にはそれを跳ね返す実力があるということ。腹を立てる必要など全くなく、彼はこれからも数々の活躍を見せてくれることだろう。

でこぼこコンビのデリック・ヘンリー選手とディオン・ルイス選手

共にNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)でランニングバックを務めるのは、でこぼこコンビのデリック・ヘンリー選手とディオン・ルイス選手。この写真を見ると、ディオン・ルイス選手が小柄なように見えるが、そうではなくてデリック・ヘンリー選手が大きいのだ。

デリック・ヘンリー選手の身長は191cm。どんな選手でも彼が隣に並ぶと、小さく見えてしまう。あまりの大きさに、彼の攻撃に立ち向かうのは大変そう。大きな体に何人もの選手が立ち向かわなければいけない。ちなみに彼の体重は112kg。とにかく巨大のランニングバックから今後も目が離せないね!

身長差70cm!マヌート・ボル選手とマグシー・ボーグス選手

合成写真?と疑ってしまうようなこの一枚は、元NBA選手のマヌート・ボル選手(左)とマグシー・ボーグス選手(右)。マヌート・ボル選手の身長は230cmで、対するマグシー・ボーグス選手の身長は160cm。写真からも身長差70cmという「でこぼこ」感を味わうことができる。マヌート・ボル選手は南スーダン出身、体重は100キロ。

世界一の長身族と言われるディンカ族の出身で、父親は203cm、母親は208cm、曾祖父は240cmだったそうだ。彼はあまりの高身長に、ジャンプしなくてもダンクシュートをすることができた。一方、マグシー・ボーグス選手は160cmという小柄な体型ながらも、NBAの選手になるという夢を実現させた努力者。みんな違ってみんないい…だね!

大きすぎる…アフリカ大陸

もし「日本って広い!」と考えているなら、今すぐその考えを改めよう。アフリカ大陸に住んでいる人からすると、日本の大きさは米粒ほどにしか感じられないからだ。では、アメリカはどうだろうか?上の写真をご覧ください。なんとアフリカ大陸にすっぽりと入ってしまうのだね。

アメリカのサイズはアフリカ大陸の4分の1程度。アメリカ縦断はルートによりだいたい6,000キロ〜10,000キロで、ほぼ休憩せずに運転したとしても最低1週間はかかるが、アフリカの端から端まで行くことを考えると「めちゃくちゃ近い」と言えるだろう。

以上です

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